35歳女性:この半年間に起こったこと

新型コロナ感染後の備忘録

新型コロナ感染後の倦怠感:内科受診

※これ以降の記事には私自身が行った服薬や医療機関の受診などの記載がありますが、医療の専門家が書いている記事ではないことをご了承ください。

 

倦怠感が襲った、という表現は少し大げさですが、そう言いたくもなるくらいの衝撃でした。少なくとも私はそうでした。

体が床と縫い付けられてしまったかのように指一本動かせない。足に鉛でも埋め込まれているかのような重さ、だるさ。

最近噂に聞くコロナ後遺症では?と思いつつもスマホを持つことすらできませんでした。

結局その日は布団から這って出て壁伝いにトイレに行くこと、水分補給、シャワーを浴びるくらいしかできませんでした。

そんな人間として必要最低限の生活を2~3日続け、何とかネットで検索等をすることができるようになり、コロナ後遺症を診てくれるような医療機関を県のHPから探しました。

この医療機関を選んだ理由は

・漢方内科があること

・家から比較的近いこと(車がないので駅から徒歩圏内)

でした。

 

医療機関を受診できるころには倦怠感は少しマシになっていました。とはいえ、朝から元気に活動するのは無理で、

・目が覚めた時の鉛のような体の重さ、倦怠感は変化なし

・目が覚めて時間が経つとなんとか体を起こすことができ、活動することができる

・上記の2つも日によって差があり、その日にならないと程度がわからない

こんな状況だった為、なんとか動ける日に受診をしました。

 

【A内科】2022年8月下旬受診

・血液検査

・先生による問診・触診

漢方薬処方(麦門冬湯・人参養栄湯)

 

この日の血液検査で亜鉛が基準値を下回っていることがわかり、(血液検査前にも亜鉛の数値や倦怠感という症状から甲状腺の疾患の可能性を説明された)次の診察時に亜鉛剤を処方されました。

亜鉛の欠乏には自分で思い至らなかったので、この日から市販の亜鉛サプリを服用開始しました。(2022年12月現在でも飲んでいます)

 

この内科の受診に関してよかったこと

・既知の疾患の否定(上記の甲状腺関連の疾患等)ができたこと

・県のHPに載っている医療機関なので、最近のコロナ後遺症の傾向が先生から聞けたこと

・先生がちゃんと話を聞いてくれて少し気分が楽になったこと

 

この内科の受診に関してよくなかったこと

劇的に倦怠感の緩和や体調が戻ることはなかったこと

 

よくなかったことに上げましたが、本来漢方による治療とはそういうものなので、自分でも納得しています。あえてあげるなら、という感じです。

 

しかし緩やかに咳も治まり、倦怠感はまだあるけれど治癒には時間がかかるのかなと思っていた矢先に鼻と喉の間に違和感が出てきました。

「再感染か!?」と焦りましたが熱は36℃台でしたし、色々調べるうちに「上咽頭炎」という疾患にたどり着きました。以前に受診したことがある耳鼻咽喉科に行くことにしました。